其れに耽る










妄想エクスタシー










之が一番










高杉の腕がギリギリと私との距離を詰める。
私はこれ以上上り詰めてはいけないとなんとか抵抗するけれど、
所詮女と男。
簡単に敗れてしまう。
私は繋がったまま高杉に抱かれてしまう。
私は軽く悲鳴を上げた。
高杉は満足そうだ。
くそう。











実際気持ちよかった。
高杉とのセックスは。
私は紫色の渦に巻き込まれて息絶えるサカナのように、
ただ晋助のなすがままにされていた。
高杉は単純に楽しそうだった。
くそう。
このまま思い通りになってたまるか。
私は一生懸命抵抗するけれど、
高杉は軽くあしらわれたまま。


「・・・んっ・・・ぅんっ・・はっ、あっ・・」


私はなんとか理性を保つように布団を強く握ったままだけれど、
高杉の方が力が強い。
私は簡単にイッてしまった。
そのまま私は意識を手放した。










生ぬるい布団が気持ちいい。
私は梟のように片目を開いた。
隣で高杉が上手そうにキセルを咥えていた。
身体がダルイ。
私は起き上がる事無くただ眼を開いていた。


「気味悪ぃぜ」


「・・・・疲れた」


「体力ねぇな」


私はダルイ身体に鞭を打って身体の位置を変えた。
先ほどのセックスを思い出してみた。
私は恥ずかしくて高杉にあわす顔も無いような気がした。
高杉の私を求めるやり方になんだか有頂天になるような気がした。
まだ私の事を『いらない』とは考えてないんだ。
ホッとしたような気になる。










女なんか腐るほどいるはずだ。
たかがちっぽけな私のために帰る必要も無い。
遊女なんてそこら辺にいるはずだ。
なのに私のもとに帰ってくるのはなんでだろう。
それは私が必要だから?
ねぇそうなの?高杉。
私は孤独を考えるたびに涙が溢れそうになる。
そういう時に限って高杉は調度いい具合に帰ってくる。
なんて奴なんだよ。
酷いよ。
私は涙が出そうになって眼を瞑る。
スグに睡魔が私を襲ってきた。










2度目の目覚めに私は驚いた。
スグ目の前に高杉の寝顔があったのだから。
なんともいい目覚めだ。
なんて自分を褒めてみる。
お仲間さんもこんな無防備な晋助は見たことないだろう。
私は黙って高杉を見つめた。
この人は寂しい人なんだ。
この人は悲しい人なんだ。
でも私がいるから。
私がいるから怯えなくてもいいよ。


「・・・・・あんだよ・・」


バレた。


「・・・・その・・・や、いい寝顔でした」


高杉が動いて髪の毛を掻き揚げた。


「・・・うぜぇなぁ・・人の寝顔なんて見て楽しいかよ」


「晋助の場合は特別だよ」


そうかい。
そう言って高杉は私の身体に腕をまわして再度寝息をたてた。
私はおやすみと呟いて再度、眼を瞑った。


そこで私の妄想エクスタシーは終了を告げた。


【END】

変なもん書いちまったよ。トホホ。

ブラウザバックプリーズ。